洋画【ディストピア パンドラの少女】ネタバレ無し&余談ありレビュー
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 2017/12/6発売

「ディストピア パンドラの少女」

※映画館では2017/7/1から上映されました。


 予告編はこちら↓


 

 

 

 

 

 

ちょっと変わったゾンビ映画です。

この映画には「パンドラの少女」という原作が存在する。

 

 

 

 

タイプとしては映画「28日後」「28週後」のように全力疾走してくるタイプのゾンビではあるが、ちょっと変わった特徴を持っている。

 

 

本作のゾンビは”ハングリーズ”と呼ばれ、ウイルスが感染する事により発症する。

純粋なハングリーズと、ハングリーズでありながらメラニーのような思考能力を持つ子供達が存在する。

 

 

 

 

 

 

↓これを知っておかないと劇中聞いていてもピンとこないと思うので、「ゾンビ発生原因」を語ります。

迷いましたが、個人的にはこの話は劇中さらっと軽く語られたものでしたので、特に重要なネタバレなどではないと判断しました。

パッケージ裏にも「真菌のパンデミック」と書かれているのでネタバレではない。

※真菌=キノコなど

 

 

 


ゾンビ発生原因


劇中、ゾンビ現象が発生した原因は「タイワンアリタケ」(冬虫夏草の一種)というキノコが原因だと語られる。

 

 

この「タイワンアリタケ」というものは現実世界ではアリに寄生しその体を支配する。

行動なども操ると言われており、繁殖しやすい目的地まで移動させる。

そして最後にアリの体を突き破り、種を増やす為また寄生先を探す。

まさにゾンビアリなのです。

詳しくはネットで検索してみてください。※ちょいグロ注意

 

 

以上、真菌「タイワンアリタケ」により起きたパンデミックが本作のゾンビ現象の元凶である。

このウイルスが人間に作用したと考えて良いと思います。

※パンデミックとは感染などが流行する事


↑上記の話を知る事で、劇中での一部の出来事や現象、お話がわかりやすいと思います。

劇中「タイワンアリタケ」に関してほぼ説明がありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◉ジェマ・アータートン(ヘレン・ジャスティノー(先生)役)

本作の主演で、優しい先生を演じている。

子供達からはジャスティノー先生と呼ばれる。

特別な子のメラニーから最も慕われている存在。

 

ジェマは特に目立つ女優さんではないので知らない人が多いかもしれない。

出演している映画でメジャーなのは「ヘンゼル&グレーテル」「タイタンの戦い」「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」あたりか。

※個人的にもジェマはやっぱり特に印象には残っていない。

強いて言うならばこの中では「ヘンゼル&グレーテル」かも。

 

 

 

「ヘンゼル&グレーテル」では「アベンジャーズ」のホークアイ役のジェレミー・レナーと一緒に主演を演じた。

※ちなみにジェレミー・レナーは当ブログにてレビューした「メッセージ」にも出演。

 

 

 

本作「ディストピア」では一応主演なのだが、コールドウェル博士役のグレン・クローズや特別な子のメラニー役のセニアの方が強く印象に残っており、個人的にだがその2人の存在感に持っていかれた感はあるかなと・・・。

 

 

主演としては少し弱い役だが、こういう先生がいたら良いなと思える役をジェマは演じてくれました。

演技力GOOD!

 

 

 

 

最後に注目したい点があるのだが、授業で特別な子メラニーが自分で作った話を読む場面があり、それを聞いたジェマ演じる先生が泣くシーン。

※開始12分〜13分過ぎあたりまでの間。

 

なんと、ジェマの顔が「マッツ・ミケルセン」なのだ!

 

 

 

「何を訳のわからないことを言っているんだこいつは」と思った方は是非観てみてください。

※注意:マッツ・ミケルセンは出演していません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◉グレン・クローズ(コールドウェル(博士)役)

言動や行動からして冷徹に見えるが、ワクチンを作り人類を救いたいという強い信念を持った博士。

存在感強いキャラを演じたのは、あのグレン・クローズ。

 

 

知っている人は知っているグレン・ローズは昔101匹わんちゃんの実写版「101」「102」で悪役を演じたお方である。

 

最近ではMARVEL映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」にも出演した。

 

 

演技派女優として有名で、彼女はだいたいどの作品でも強い存在感を出している。

 

 

本作での彼女も必見である。

非常に嫌な感じのキャラクターだが、決して悪者ではない人間を演じている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◉セニア・ナニュア(メラニー役)

子供達の中でダントツで知能が高い。

見た目は普通だがハングリーズ(ゾンビ)で、獲物の匂い(人間も)で反応する。

 

ハングリーズだが、思考能力を持った特殊な存在。

 

メラニーも他の子供達と同じように人間の匂いで反応してしまうが、中身は外界を知らないただの無邪気な子供である。悪い子ではない。

人を襲わないようにマスクを装着する。

 

優しいヘレンを慕っており、一緒に着いて行く事になる。

 

 

 

セニアは500人越えのオーディションを勝ち抜いた新人子役俳優のようです。

今後の出演に期待ですね!

 

最初は見た目可愛い男の子なのかと思ったが、題名通り女の子ですので観る方は注意。

(見た目や声を聞いてもどちらかわからない)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◉その他出演者、監督

 

 

 

◆パディ・コンシダイン(パークス軍曹)

本作では開幕怒号をかます軍曹役。

意地悪で嫌な感じの軍人だが、根っからの悪人ではないので憎めないタイプ。

 

パディは特に目立った作品はなく脇役が多め。

比較的メジャーな作品といえばボーンシリーズの「ボーン・アルティメイタム」ぐらいか。

 

 

 

 

◆監督はコーム・マッカーシー

基本的にドラマの監督されている方ですので、映画監督としては新人さんのようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

★内容★

 

 

怒号が飛び交う。

 

 

「急げ」と急かされ、狭い部屋にいたメラニーは車椅子に座る。

頭と手足をバンドでしっかり固定し連れていかれる。

 

 

次々に連れていかれた子供達は、1つの部屋に集められた。

 

 

 

見た目はごく普通の子供達だが、人間の匂いを嗅がせると凶暴化し襲いかかろうとする・・・。

ブロッカージェルを自らの肌に塗り、匂いを遮断すると子供達は落ち着きを取り戻す。

 

 

 

 

ある時、特別知能が高いメラニーだけがいつもとは別の所へ連れられる。

 

 

 

そこに待っていたのはコールドウェル博士だった。

 

コールドウェルはワクチンを作り出す為メラニーを解剖するつもりだったが、その場に押し寄せた大量の感染者達により未遂に終わる。

 

 

 

外に出ると感染者達の侵入を防ぐ為のフェンスが突破されており、基地は壊滅的だった。

 

 

メラニー達は間一髪武装車に乗りその場を後にする・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


★見所、ポイント、評価★

 

 

 点数で表すと10点中7

 

 

 

 

◉本作のゾンビ(ハングリーズ)

 

よくあるゾンビ映画とはちょっと変わっている点がいくつかある。

終わり方も変わっている。

 

ただ走り回って襲ってくるゾンビだけではなく、寝ているかのように全く動かないゾンビもいる。

※もしかしたらタイワンアリタケに支配されたアリのような特徴に似せているのかも。

 

 

 

冒頭にある予告編映像を見るとわかりますが、ゾンビ達が通り道に沢山集合しており動かない。

 

声を出さず音を立てずに通れば気付かれずやり過ごせるが、あんな密集地を通らないといけないなんて怖すぎですね。

 

 

もし音を立てたらじっとしていたゾンビが急に襲ってくるわけですから、観ていてハラハラドキドキ感がありました。

 

個人的にはここが一番の見所です!

 

 

 

 

 

本作での重要な存在メラニーは、ハングリーズでありながら賢く思考能力も持ち、まるで普通の子供のようだ。

だが、人間を含む獲物の匂いなどに反応し豹変してしまう。

 

本能で獲物を襲うという抑えられない衝動と、大事な人を襲いたくない、守りたいという人間的で優しい感情が彼女の中で戦っている。

良い子で可愛いんです本当に。

 

 

監督が基本的にドラマの監督を担当していたからか、この映画もドラマ的な要素を感じる。

メラニーだけの事に限らず。

 

 

 

 

 

 

 

 

◉アクション性

 

このゾンビ映画は、ゾンビ相手にドンパチするタイプではない。

アクション性よりも上に書いたようなヒューマンドラマ的要素の方が強い。

迫力に欠ける。

※もちろんゾンビを倒すシーンはあります。

 

 

個人的にはどちらかと言うとドンパチ系、ゾンビをしばく系でアクション性のある方が好みなので、そういった意味で7点というのはそんなに好きなタイプではなかったという事です。

 

しかしながらゾンビ映画としては十分に面白かったですし、オススメ出来る作品かなと思います。

 

 

好みの問題だけでなく、一部わかりにくい演出などのマイナス点はありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


★こんな方にオススメ★

 

 

 

◉ゾンビ映画が好きな方は観ておいて損はないでしょう。

 

ゾンビ映画ハンターは観るべき映画です。

決してB級映画などではありません!

 

 

 

本作のゾンビ現象は実際に起きてもおかしくないので怖いですね。

※いつか変異して人間に寄生し、世の中ゾンビがうろつく可能性は否定できませんよ!

 

 

「信じるか信じないかはあなた次第!」

 

 

 

 

 

 

◉グレン・クローズ、ジェマ・アータートンが好きな方。

 

2人とも良い演技でした。

素晴らしい!

特にグレン・クローズの圧倒的存在感はGOOD!

メラニー役の新人子役も良い味出してます!

 

 

 

 

 

 

 

 

私はこの手の映画は大好きです。

ゾンビ映画としては当たりでした。オススメします!

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

最後に、この映画を分かりやすく2秒で説明しろと言われたら以下の通り。

【腕にツバ吐いて擦ったら絶対臭い映画】★

 

 

 

 

 

 

 


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