2018/2/7発売
「劇場版 パワーレンジャー」
※映画館では2017/7/15から上映開始
予告編はこちら↓
日本の特撮戦隊シリーズを元にしてハリウッド映画化したのが本作「劇場版 パワーレンジャー」である。
過去作の「パワーレンジャー」 も存在しているが、それらのリメイク(リブート)作品と言える。
◉パワーレンジャー
★デイカー・モンゴメリー(ジェイソン・スコット役(レッド))
ジェイソン役・・・アメフトのスター選手で誰もが知っているほどの有名人。しかしあることをきっかけに元スター選手となる。その件も関係し父親とは仲が悪い。
そんなデイカーは本作がハリウッド映画デビューとなる。
現在23歳(今年24歳)と若く、今後も沢山の映画に出演するでしょう。
海外ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」にも出演する。
★RJ・サイラー(ビリー・クランストン役(ブルー))
ビリー役・・・自閉症スペクトラムの黒人。気弱だが優しい心の持ち主で誰からも好かれる。機械に強い。同じクラスのコルトにいじめられている。
そんなRJは「ぼくとアールと彼女のさよなら」で映画俳優デビュー。
期待の新人さんです。
海外ドラマ「ウォー・マシン 戦争は話術だ!」にも出演している。
★ナオミ・スコット(キンバリー・ハート役(ピンク))
キンバリー役・・・学校の人気者。あることをきっかけに友達からハブられてしまう。タイという元彼がいる。何やら隠し事がある。
そんなナオミは「オデッセイ」や、実話を元にして作られた「チリ33 希望の軌跡」などに脇枠として出演している。
彼女もまだ新人なのでこれからが楽しみである。
※ちなみに日本語吹き替えを担当しているのは広瀬アリスさんである。
★ベッキー・G(トリニー役(イエロー))
トリニー役・・・謎が多い女の子。親の都合で転校を繰り返している為友達がいない。
そんなベッキーは歌手でもある。Pitbullなどの有名人ともコラボしている。すきっ歯が特徴。
そしてこちらもまた有名人オースティン・マホーンの元カノでもある。
本作が映画デビューとなる。
※ちなみに日本語吹き替えを担当しているのは水樹奈々さんである。
★ルディ・リン(ザック役(ブラック))
ザック役・・・アジア人。不良気味でちょっと乱暴なところがあるが、母親想いで優しいところもある。
そんなルディは中国人で、ドラマ「マルコポーロ」などに出演する。
今後格闘アクション映画に出演する予感がするので密かに楽しみにしています。
※他にも古田新太さんや、南海キャンディーズの山里亮太さんなども日本語吹き替えを担当しています。
★その他出演者、監督
エリザベス・バンクス(リタ・レパルサ役)
本作では悪役を演じる。
リタは過去のパワーレンジャー達を全滅させたほどの力を持っている。
そんなリタを演じるエリザベスは「ハンガーゲーム」シリーズ、「ピッチ・パーフェクト」シリーズ、旧作「スパイダーマン」シリーズなどと数々の映画に出演している。
個人的に、特に印象に残るキャラクターはやはり「ハンガーゲーム」です。
監督はディーン・イズラライト
本作が2作目の映画監督だが、日本人は彼の事を知らないと思います。
私も聴いた事ないですし知りません。
※監督1作目は日本未公開の為。
★内容★
遥か昔
パワーレンジャー達は、強力な力を持ったリタ・レパルサと戦い全滅してしまう。
しかし、最後の力を振り絞りリタ・レパルサを封印する事に成功する。
そしてパワーレンジャーの力が宿ったコインを埋め、真の勇者の元へ渡るよう祈ったのだった・・・。
現代
問題がある生徒達が集められた特別なクラスにて、元アメフトスター選手のジェイソン・スコットは、気弱で変な癖があるビリー・クランストンをいじめっ子から救ったことで仲良くなり、一緒に金鉱に行くのだった。
そしてジェイソン、ビリー、そこにたまたま居合わせたキンバリー、トリニー、ザック達5人は金鉱から謎のコインを手に入れる。
気付くとそれぞれ家に帰っており、5人全員に不思議な力が身についたのだった・・・。
★見所、ポイント、評価★
点数で表すと10点中8点
◉本作の魅力、特徴、不満点
日本の特撮&戦隊物シリーズを大幅に派手にした感じの出来栄え。
流石にハリウッド化しただけあり、迫力大でドラマチックな演出も良し。
彼等5人の絆にはちょっと感動しました。
本作ではアクションよりも、普通のティーンエイジャー達がある事をきっかけに特殊な力を得てパワーレンジャーになるまでの間のドラマ的要素を重視して作られています。
ですので、それまでの間が長くてちょっと退屈に思う方もいるかも。
特にお子様はドラマなんてあまり興味なくて、悪役をバキバキしばく演出が見たいでしょう。
そしてその肝心な悪役バキバキしばきアクションはハリウッド映画ですので、日本の戦隊シリーズ番組に比べると遥かに格好良いのですが全体的に少ないのです・・・。
ここが一番残念な点ですね。
結論
個人的にはアクション不足に不満はあるものの、ドラマ的要素は結構好きでした。
障害の認知度がまだまだ低い日本では決して考えられない「自閉症スペクトラムのキャラクター」など、その他ちょっと変わった設定や、海外独特のノリも良し!
絶賛する程の映画ではないが、普通に面白かったです。
★こんな方にオススメ★
◉戦隊物が好きな方。
ハリウッド要素があるので日本版とは少し雰囲気が違うが、十分楽しめると思います。
映画なので、日本の特撮の戦隊シリーズに比べると迫力大。
お子様も年齢によっては楽しめるのではないかと思います。
※評価にも書いた通り、パワーレンジャーになるまでのドラマ部分が長いのでもしかしたら楽しめないお子様もいるかも。
◉ベッキー・Gが好きな方。
知っている人は知っている人ベッキー。
彼女の曲やコラボ曲などでファンになった方にはたまらないでしょう。
日本語吹き替え担当の水樹奈々さんのファンの方にもオススメ。
私は戦隊シリーズ等を観ない為ほとんど知りませんが、大人な私でもまぁまぁ面白かったです。
ありがとうございました。
最後に、この映画を分かりやすく2秒で説明しろと言われたら以下の通り。
★【アクション控えめの大人向けヒーロー】映画★
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