2018/1/24発売
「レジェンダリー」
※映画館では2017/9/23から上映開始
予告編はこちら↓
トム・ホランド主演映画「レジェンダリー」です。
※注意※
エピックソードアクションらしいですが、アクション映画ではありませんのでご注意ください。
◉トム・ホランド(ダーマッド役)
見習いの修道士。昔、口を利かない男ミュートを助けている。
外の世界を知らない為未熟だが、旅に出ることで少しずつ成長してゆく。
当ブログでもレビューした新作スパイダーマン「スパイダーマン:ホームカミング」で主演を演じ、MARVEL映画「アベンジャーズ」シリーズに参戦して大人気となったトム・ホランド。
上記の映画で大人気となったが、本作では残念ながらトム・ホランドの魅力を最大限に活用できていない映画となってしまっている。
まだ21歳の若手ということで、経験を積む目的でこの映画に出演したのかは不明だが、彼からすればある意味経験値になったのかもしれない・・・。
※彼は役作りの為、本作で使うアイルランド語を熱心に習得しているとの事。
4月の「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」での彼を期待しましょう!
◉ジョン・バーンサル(ミュート役)
沈黙の誓いを立て、ダーマッド含む修道士達に仕えることを決意する。
無言でダーマッドと一緒に行動する。
知っている人は知っている、ジョン・バーンサル。
他にも「フューリー」「ボーダーライン」などにも出演。
最近の作品では「ベイビー・ドライバー」でも観ることができる。
彼は映画だけでなくテレビドラマでも活躍し、人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」にも出演している。
新作の海外ドラマ「デアデビル」にも出演する。
※ベン・アフレック主演の映画「デアデビル」ではありません。
◉リチャード・アーミティッジ(レイモンド役)
ダーマッド達の前に現れる騎士団のリーダー。
何やら怪しい雰囲気を醸し出す。
リチャードは「ロード・オブ・ザ・リング」のスピンオフ作品「ホビット」シリーズでほぼ主演と言っても良いぐらいの活躍をする。
テレビドラマにも出演するせいか、あまり映画出演は多くないが「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」にも出演している。
脇役だが、「スターウォーズ」新シリーズの「スターウォーズ エピソードⅠ/ファントム・メナス」にも出ているのはコアなファンなら知ってる情報。
★内容★
舞台は中世のアイルランド。
修道士達は修道院でいつものように暮らしていた。
見習いのダーマッドと喋らない男ミュートは食料調達の帰り道、謎の3人の侵入者を目撃してしまう。
急いで村に戻り報告する。
修道士達が祈る中、ジェラルドゥスという男が現れる。
彼はローマ教皇の命令を直接代行していた。
エルサレムを失い20年経った今、異教徒達がはびこり取り囲んでいる。
十字軍が勝利を得る為には、ここで保管されている”ある石”が必要との事だ!との事で、ダーマッド達は石の入った箱を馬車に乗せローマを目指したのだった・・・。
★見所、ポイント、評価★
点数で表すと10点中2点
◉本作の特徴、評価
ほぼ不満点しかない。
アイルランドからローマへと旅をするお話。
これを聞くと壮大に思えるかもしれないが、実際のストーリーは極薄でスケールも小規模。
96分という短い時間の中で見所がなかなか来ず、スロースターターな映画なのかと思っていたが、最後までスタートせずに終わってしまった。
そして終わり方も中途半端で、見終わった後「は?」となりました。
内容は宗教的なお話で非常に分かりにくく退屈でもあり常に地味。
ローマ、十字軍などの話が出てくるが、関わることはなくただの単語だけで終わる。
見所であるはずのアクションはもっさりしている。
アクション要素は少ないのでアクション映画だと思って観てはいけません。
「スパイダーマン:ホームカミング」で人気急上昇中もトム・ホランドや、「ウォーキング・デッド」などでも活躍したジョン・バーンサルを起用したものの、彼らを全く生かせず残念な映画に仕上がっている。
はっきり言って彼らである必要性が全くないし、この程度の映画なら2流〜3流俳優で十分である。
残念ながら本作はトムホの黒歴史と言っても過言ではない。
そうだ、無かったことにしよう・・・。
★こんな方にオススメ★
◉はっきり言って誰にもオススメ出来ない。
トム・ホランド主演だが、一番活躍するのはジョン・バーンサル。
ジョンのちょっとだけ格好良いアクションはあるので、彼のファンであればレンタルで観るぐらいならダメージは低いでしょう。
ただ、もっさりアクションなのでこの映画にアクションを求めてはならない。
トムホを期待して観る方は注意が必要。
何故なら彼のアクションは全くないからだ。
アクションだけでなく、笑顔すらない。
口数も多くないので見所もない。
皆様、映画を購入する時は配給会社をしっかり確認しましょう。
「タキ・コーポレーション」「アートポート」「トランスフォーマー」「アットエンターテイメント」「アルバトロス」「ARC」など、その他無名(マイナー)会社はほぼハズレを引きます。
パッケージのセンスは抜群で、すごく面白そうなのが特徴。
しかし、だいたいこれらの会社はパッケージ詐欺です。
高確率でハズレを引くというだけで全てがハズレではなく、ごく稀に面白い映画にも出会えるでしょう。ごく稀ですが・・・。
アルバトロスの「シャークネード」シリーズなどは面白いですよ。
本作のジャンル分けが難しいのですが、アクション映画と言うには程遠く、宗教感が非常に強いので宗教映画枠に入れたいところですが、いちいち枠を作るのは面倒なのでアクション映画枠に入れさせていただきます・・・。
私は中世映画結構好きなのですが残念で仕方がありません。
オススメしませんが、気になる方はレンタルしてみてはいかがでしょうか?
ありがとうございました。
最後に、この映画を分かりやすく2秒で説明しろと言われたら以下の通り。
★【トムホの無駄使い】映画★
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2 thoughts on “映画【レジェンダリー】ネタバレ無し&余談ありレビュー”