2018/7/20上映開始
「未来のミライ」
予告編はこちら↓
押田守監督作品最新作「未来のミライ」です。
8/10〜9/24まで「未来のミライ」コラボカフェが東京の池袋にて開催されてます。
当ブログでもレポート&レビューした「ジュラシックワールド コラボカフェ」が開催された場所と同じ池袋駅パルコ内のお店です。
※名古屋では8/24〜9/24まで開催されるようです。
今回のコラボカフェは押田守監督作品シリーズのコラボメニューもあるので、本作「未来のミライ」だけでなく過去作が好きな方も楽しめるでしょう。
※だいたいの仕様は「ジュラシックワールド コラボカフェ」と同じようなタイプだと思われます。
◉くんちゃん
本作の幼き主人公で、ごく普通の小さな男の子。
両親と3人暮らしだったが妹ができた為4人家族となる。
「好きくない」という言葉を多用する。
◉ミライ
未来から来たくんちゃんの妹。
どこからともなく現れる。
◉声優、監督
本作の声優には星野源さん、福山雅治さん、役所広司さんなどetc…が参加されておりそこそこ豪華でもある。
監督は細田守さん
「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「時をかける少女」「バケモノの子」などの有名なアニメ作品を手掛けたお方である。
私はこの方をよく知りませんが、特徴からして獣系や子供、又はそれらが混ざったものを好むお方な気がします。
★内容・あらすじ★
とある家族のお話。
両親の愛情を沢山受けて育った幼い子供くんちゃん。
そんな中くんちゃんに妹ができるのだった。
妹の名前は未来(ミライ)だ。
病院から帰宅した母親と妹の到着を喜んだが、両親は赤ちゃんに集中してしまいあまりくんちゃんを構う余裕がなくなってしまう。
母親に構って貰えなくなった彼は、仲良くすると約束したはずの妹に意地悪をするのだった。
ある時くんちゃんは庭へ行くと不思議な出来事が起きる。
大好きなお菓子が落ちており、それを辿って行った先には未来から来た妹のミライが立っていたのだ・・・。
★見所、ポイント、評価★
点数で表すと10点中6点
◉本作の特徴、見所
幼き男の子くんちゃんが、不思議な体験を経てゆっくりと成長する様を描くと同時に家族の繋がりや起源も描いた映画である。
くんちゃんはどこにでもいるごく普通の男の子で、妹が生まれた事により両親は赤ちゃんに付きっきりとなり、今まで愛情を独り占めしていたのに妹ばかり注目され嫉妬し、怒ったり暴れたりもする。
非常にリアルな幼児の感情や行動を描いていると思います。
多分観る人は「くんちゃん好き派」と「くんちゃん好きくない派」に別れるでしょう。
これは映画ですし子育て経験があるかないかは別問題として考えていただきたいのですが、私は彼を観ていて軽くイラっとしてしまった「くんちゃん好きくない派」です。
幼児なので仕方がないとはいえ、やかましい彼を長々観ていたくないというのが正直な気持ち。
しかし彼の幼児あるあるな行動や言動などに巻き込まれる人達(主に両親)との絡みは面白い。
何度もクスっとさせられました。
くんちゃんが不思議な体験をしながら家族の起源や繋がりの部分の伏線も回収するのだが、その点は感動するので注目するところでしょう。
◉本作のテーマ、目的、意図
個人的に、この映画を観ていて明確なテーマや目的というか製作者(監督)の意図がよく分からず違和感があった。
普通の日常生活を描いた映画で、そこにちょっと不思議な体験を加えて大袈裟にしただけにしか思えない。
題名は「未来のミライ」ですが、未来から来た妹ミライが大きく関わってくる映画かと思いきや、彼女にはそんなに焦点は当たっておらず結局何だったの?という映画にしか感じなかった。
彼女について気になることがあるのだが、あまり掘り下げられていない・・・。
決してつまらないわけではないが、特に心に残る映画ではないし面白いとも思わない作品でした。
好きくはないのは確かです。
★こんな方にオススメ★
◉家族映画が好きな方。
◉子育てあるあるを感じたい方。
本作はどうやら賛否両論ある映画のようで、細田守監督好きな方にオススメというのは違うかなと思いました。
ちなみに私はこの方の作品は「おおかみこどもの雨と雪」しか観てないのですがそちらは個人的に好きではありませんでした。
上記作品よりは本作の方が好きではありますが、特にオススメしたい映画というわけではありません。
※はっきり言ってどんな方にオススメして良いのかわからない映画である。
とりあえず流行に乗る為に観ましたが、当ブログでは6点となりました。
迷った結果「未来のミライ」コラボカフェへの突撃は今回は断念しようと思います。
※忙しいし今回のコラボカフェは他の細田守監督作品も関わってくる為です。
以上です。
ありがとうございました。
最後に、この映画を分かりやすく2秒で説明しろと言われたら以下の通り。
★【くんちゃん好きか好きくないか分かれる映画】★
1 thought on “映画【未来のミライ】ネタバレ無し&余談ありレビュー”