2017/11/22発売
「銀魂」
※映画館では2017/7/14から上映されました。
予告編はこちら↓
主人公の坂田 銀時役を小栗旬が演じた実写映画「銀魂(ぎんたま)」
原作では少年ジャンプから始まり、テレビアニメ化でも大人気となり、そして禁断の実写映画化となった。
このアニメの一番の特徴は、色々な意味でぶっ飛んでいるところである。
本作の実写映画では不可能だと思われたその「ぶっ飛びっぷり」もしっかり再現されている。
※私はファンではありませんので銀魂を詳しく知っているわけではありません。
ただ、アニメ版などを観て面白い事や、ぶっ飛んだネタなどを飛ばしてくるのは有名なので知っています。
おそらく本作を観る方で、銀魂というものを全く知らないという方はいないと思いますので詳しい説明は今回割愛させていただきます。(最低限の説明は頑張って書きます)
※そもそも銀魂を詳しく説明できるほどの知識がありません・・・。
◉小栗 旬(坂田 銀時(さかた ぎんとき)役)
主人公の坂田銀時を演じたのは小栗旬さん。
特に違和感も無く似合っていると思います。
ある事から昔は白夜叉と恐れられた伝説的な存在であったが、今は「万事屋(よろずや)銀ちゃん」という何でも屋の店主。
銀色の髪がトレードマークマーク。
基本的にはやる気が無くダラダラしている為、神楽がカブトムシを狩りに行きたいと言うが銀時は無視する。
しかし大金になると知ると急にやる気を出しカブト狩りに行く。
わかりやすい性格である。
そんな銀時を演じる小栗旬さん。
たまたま映画「クローズZERO」「クローズZEROⅡ」「テラフォーマーズ」で彼を観ましたがイケメンで良い俳優さんですね。
他にも原作が存在するの実写版「宇宙兄弟」「ルパン三世」や、ドラマ&映画「花より男子」シリーズでも有名。
モデルの山田優さんと結婚した事も有名。
おそらく、大ヒットしたであろう本作「銀魂」の続編があるはずなので、いつになるかわかりませんが気長に待ちたいと思います。
というか出すべきだと思います。
それぐらいの良映画でした。
◉菅田 将暉(志村 新八(しむら しんぱち)役)
眼鏡がトレードマークの少年志村新八演じるのは、大人気俳優菅田将暉さん。
違和感なく似合っていると思います。
本作、長澤まさみさん演じる新八の姉の志村妙も登場する。
新八は喫茶店の店員をしていた時に客に絡まれたのだが、その時助けたのが坂田銀時である。
それ以来銀時の仕事を手伝う。新八は主にこの作品での突っ込み役という重要な役割を担う。
さて、菅田将暉さんといえばauのCM「三太郎」の鬼役でも有名ですね。
私が初めて彼を見た映画は実写版「暗殺教室」でした。なかなか変わった雰囲気を出す方のようで覚えてます。
沢山映画やドラマに出演していますが、私はあまり日本の映画やドラマは観ないので彼の出演作品を見たのは2回目です。
今では歌手としても活動し、超大人気なお方になってます。
◉橋本 環奈(神楽(かぐら)役)
夜兎族(やとぞく)という宇宙最強の種族の女の子神楽を演じる橋本環奈さん。
主人公3人共違和感ありません。
戦闘能力が非常に高く、食欲旺盛で、チャイナ服とお団子頭がトレードマーク。
新八同様に銀時の仕事を手伝う。
巨大な犬型宇宙生物の定春(さだはる)というペットを飼っているが、流石に巨大すぎたせいか本作ではCGとして参加している。
私はこの方を知りませんが、本作では「ありえないぐらいの変顔」が観れるのでファンの方は必見です!
◉監督は、勇者ヨシヒコシリーズでおなじみの福田雄一。
監督だけでなく、出演者も豪華である。
上記主人公3人の他にも沢山紹介したいが、人数が多すぎる為今回は割愛させていただきます。
小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、長澤まさみ、岡田将生、柳楽優弥、堂本剛、中村勘九郎、ムロツヨシ、佐藤二朗、菜々緒、安田顕などetc…
★内容★
天人(あまんと)と呼ばれる宇宙人達に侵略された江戸時代末期。
新八は喫茶店で働いていたが、ちょっとした事で客にいちゃもんをつけられる。
そこに割って入っていったのが坂田銀時。
新八は助けてくれた坂田銀時の魅力に惹かれ、「万事屋銀ちゃん」の元で働くことになった。
夜兎族の神楽やそのペットの定春なども仲間に入った。
そんな中、街では辻斬りが発生し何人も殺される事件が度々起きていた。
銀時の仲間の桂が辻斬りに合ってしまい、その後行方不明となってしまう。
ある時「万事屋銀ちゃん」に一本の電話が入り、盗まれた「妖刀紅桜」を取り返してほしいとの依頼を頼まれる。
桂の行方は?辻斬りの正体は?
銀時達は調査を開始する・・・。
★見所、ポイント、評価★
点数で表すと10点中9.5点
◉良い意味で期待を裏切られた。
最近よく聞くアニメの実写化ですが、銀魂にも実写化お話が来た。
あの銀魂の実写化を聞いた人たちはビックリしたと思うし、どうやってあのぶっ飛んだネタとスタイルを再現するのか気になりました。
再現できてない&違和感=低評価or批判になるのは必須。
実際観てみた感想は、各キャラクター達に違和感は全くなく、しかもこのアニメの要となるギャグセンスやぶっ飛んだネタまでもしっかり再現してぶっ込んできているのは非常に笑えた。
絶対に批判されると分かっていたのか自虐ネタまでも入れてきている。
この作品を笑うには、多少は銀魂を知っていなければならない。
何故なら独特なノリ、悪ノリ、ハチャメチャ感、危険ギリギリなネタなどが多数入っていて、これらが銀魂というアニメの基本スタイルだからだ。
銀魂を知らずに観ると、ぶっ飛びすぎててついていけない可能性がある。
上記に挙げたギャグ部分もあるが、真面目なところはしっかり真面目に作ってある。
良いバランスで仕上がっているとは思うが、本作映画のギャグ:真面目の割合的には7:3か8:2ぐらいだ。
だいたいはボケてる印象(笑)。にも関わらずただのお馬鹿な映画には成り下がっていない。
アクション面でも殺陣時の演出やエフェクトなども非常に良い。
本作ではテーマ曲としてUVERworldの「DECIDED」という曲が使われるが、非常に格好良くてこの映画に合っている。
この映画に不満点はない。
強いていうならば、もうちょっとメイン以外のキャラクターの説明を入れて欲しかったかも・・・。
特に多くを語る必要もなく、最初から最後まで面白い!
ファンなら絶対に観るべき映画です。
ファンでなくとも原作やアニメ版を観てちょっとでも面白いと思った方は、この映画を観るべし。
素晴らしい映画です!
★こんな方にオススメ★
◉各俳優のファンの方、原作ファンの方などにオススメしたいです。
各俳優さん達はしっかりキャラクターを再現しており、原作のネタも忠実に再現されています。
勇者ヨシヒコシリーズを好きな方にも是非。
この映画はオススメとしか言いようがありません!
多くを語る必要はありません。
本当に面白かったです。
ワーナー映画さんの最近の邦画は素晴らしいですね。
「無限の住人」に続き本作も楽しめました。
ありがとうございました。
最後に、この映画を分かりやすく2秒で説明しろと言われたら以下の通り。
★【限りなくブラックに近いがギリギリダークグレーな映画】★
3 thoughts on “映画【銀魂】ネタバレ無し&余談ありレビュー”