2019/7/19公開
「チャイルド・プレイ」
予告編はこちら↓
超人気シリーズである「チャイルド・プレイ」のリメイク作品。
特に過去作を復習する必要もなく、本作単体で楽しめます。
試写会にて字幕版を一足お先に鑑賞させていただきました。
会場は立川シネマシティ シネマ・ツー。
現地にはチャッキー人形や写真撮影用パネルも設置してあり、なかなか良い感じの映画館でした。
こちらはガラスケースの中に入った新チャッキー人形。
会場の入り口前に設置してあり、自由に写真撮ることが出来ました。
こちらは写真撮影可能なパネル。
自由に中に入ってチャッキーと一緒に写真撮れちゃいます。
こちらは会場内。
複数の赤いライトが設置され、暗くてなかなか怖い雰囲気を醸し出すというなかなか気合の入った仕様。(正確には赤いフィルムを被せた普通のライト)
※しかし暗過ぎて足元どころか席もよく見えない(^^;)
更に会場や劇中で流れるバディ・ソングの歌詞付きプリントまで頂けました。
なかなか良い曲で、メロディが頭に残ります。
ちなみにチャッキーの声優は、「スター・ウォーズ」シリーズなどでお馴染みのマーク・ハミルが担当している。
★内容、見所、ポイント、評価★
点数【8/10点】
◉【本作の特徴・魅力】
過去シリーズとは設定が全く違うリメイク作品です。
今までのような凶悪な殺人鬼の魂が宿ったという設定ではなく、人工知能(AI)搭載のハイテク機械人形が自らの意思で行動し、バディとなった主人公の少年アンディやその周囲の人間達をジワジワと恐怖に陥れるという内容で、ちょっぴり切なくも残酷な映画でした。
クスっとくるような軽いコメディ感も健在。
サイコパス気質であるチャッキーのイカれた行動により恐怖が増すのだが、暴走するまではただ単に人を殺し回るような殺人人形としてではなく、明確な動機によりターゲットを狙うという機械でありながら軽く“人間に近い感情”を持っているかのように描いた点は良かったかなと思います。
※ただし良し悪しの判断は全く出来ない&残虐非道な設定は機械そのもので、彼の中には「バディ」の事しか頭にない為極めて危ない思想の機械人形です(^^;)
現代風にハイテク化したチャッキーですが、劇中顔面が常時おばさんにしか見えず、外見だけで判断すると決して可愛いとは思えない。(主観です(^^;))
しかし彼の核となる「友達(バディ)」という気持ちだけは紛れもなく純粋であり、まるで幼い子供のように思え愛くるしさすら覚えた。
彼が起こす行動の全てはそこから来ており(悪く言えばそこしかないが)、そしてその気持ちは最後までブレる事はない。
なんとなくハーレイ・ジョエル・オスメント君主演の映画「A.I.」を観ているかのような感覚に陥り、私はそんなチャッキーが「怖い」というよりもむしろ「可哀想」だなという感情の方が優りました。
※ちなみに一緒に行った方は終始怖かったとの事。
と、こんな感じでしょうか。
今までとは全く違うタイプの超不気味なチャッキーでしたが、私は嫌いじゃないですし、こんなリメイクも“あり”だと思います。
サイコパス人形に心動かされ同情してしまうとは・・・新チャッキー恐るべし。
きっとトイストーリーのおもちゃ達が闇落ちしたらこんな感じになるのでしょうね(^^;)
【最後に注意点】
- 音とタイミングで心臓にダイレクトに攻撃してきます。心臓が弱い方はご注意を。
- 微グロあり。個人的にはそんなに強い表現では無いと思ってますが、一応R15+作品(15歳以上のみ鑑賞可)なので苦手な方は注意。
今までのチャッキーとはまるで別キャラなので、おそらくシリーズファンの方々の中では賛否両論あると思います。
過去作を忘れて観ると良いでしょう。
それでは、ありがとうございました。
※過去作をまだ観てない&これから観たいという方は以下の順番になっているのでご参考程度に。
手っ取り早いのはDVD版のコンプリートBOXですが、Blu-rayが良いという方は今のところ単品で買っていくしか無いです。
チャイルド・プレイ
チャイルド・プレイ2
チャイルド・プレイ3
チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁(4作目)
チャイルド・プレイ/チャッキーの種(5作目)
チャイルド・プレイ/誕生の秘密(6作目)
チャイルド・プレイ 〜チャッキーの狂気病棟〜(7作目)
1 thought on “映画【チャイルド・プレイ】ネタバレ無し&余談ありレビュー”