2019/11/20発売
「ハッピー・デス・デイ」
※日本の映画館では2019/6/28から上映開始
予告編はこちら↓
出演者
ジェシカ・ロース(ツリー役)
イズラエル・ブルサード(カーター役)
監督
クリストファー・ランドン
製作
ジェイソン・ブラム
★内容、見所、ポイント、評価★
点数【9.2/10点】
◉【本作の特徴・魅力】
一言で言えば「スクリーム」の殺人鬼要素と「トゥルー・コーリング」のタイムループ要素を足して2で割ったような超傑作!
「トゥルー・コーリング」と言えば、比較的マイナーな作品であまり知ってる方はいないかもしれませんが、残念な事に途中で打ち切りになってしまった約15年程前の海外ドラマです。
しかもシーズン2序盤の打ち切りで、これから更に面白くなっていくはずだのに中途半端にモヤモヤするような終わり方で幕を閉じてしまった作品。
私はこのドラマが大好きだったのですが、あちらではヒットせずダメだったようですね(^^;)
ドラマの内容は、主人公のトゥルーが死者の声を聞く度にその日をやり直すことが出来るタイムループ能力を持っており、助けを求めてきた死者をどうにかして助けるというお話。
毎回面識のない誰かしらが理由や事情があり助けを求めてくるわけですが、それが時には友人だったり恋人だったり、もしくは助けを求めてきた死者とは別の誰かを助ける為にタイムループする事になったりと単純過ぎず時には捻りもあり感動ありの素敵なドラマです。
円盤化もしておりBOXも発売されていますが、古い作品なので今なら格安で手に入るはずです。
個人的には超絶オススメしたいドラマですが、打ち切り作品なのでゴリ押しでオススメしてはいけないというジレンマが・・・(^^;)
気になる方のみ自己責任で観てみてくださいね〜。
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トゥルー・コーリング <SEASONSコンパクト・ボックス> [ エリザ・ドゥシュク ]
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さて、「トゥルー・コーリング」では上で説明した通り他の誰かを助けるタイムループでしたが、本作「ハッピー・デス・デイ」は被害者が自分なのでトゥルーとは立場が違います。
しかもホラー映画「スクリーム」のように仮面を被った謎の人物からひたすら命を狙われる恐怖、そして殺される度に同じ日の朝にタイムループし続け抜け出せないという悪夢。
死を繰り返しつつ謎の殺人鬼から逃れ、無事明日を迎えることが出来るのだろうか?そんな映画です。
殺人鬼が襲いかかるホラー系映画でありながら主人公の性悪女が自分自身を見つめ直す成長物語でもあり、恐怖の連続を経て人生の大切さを学び徐々にポジティブ思考にチェンジしてゆく描写が非常に良きかな。
変化の理由も不純な動機ではないという点も評価したい。
観てるこちらも普段の自らの行いや人生を考えさせられるような内容でもあったし、そういう視点で観てみると感慨深い作品だなと思いました。
タイムループ系としても有名なトム・クルーズ主演映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のような「失敗を繰り返しながら攻略する」といったゲーム感覚に近いものもあり、パニック&疑心暗鬼な中で死(失敗)を繰り返しながらテンポ良く犯人を探りつつ対処法を練る流れはスリリングで面白い。
死と同時にその日を繰り返すが、毎回少しずつ演出やキャラクターの表情や感情などに変化を加えたり、途中主人公の吹っ切れた感じの笑える描写も取り入れたりと工夫もされており、観る者を最後まで飽きさせることなく楽しめる作品になっている。
こんなに面白いのに何故上映館が少なかったのか・・・当時映画館で観ることが出来ず無念でしたが、ついに「ハッピー・デス・デイ」「ハッピー・デス・デイ2U」円盤同時発売です!
今流行りのゲーム「デス・ストランディング」で配達依存症の為なかなか映画に時間を割けない私ですが、流石に全力待機していた映画だったので一旦コントローラー置かせていただきました(笑)
タイムループ系が好きな方はもちろん、殺人鬼系のホラーが好きな方にも超絶オススメです。(「トゥルー・コーリング」もオススメですよ!)
それではこの辺で。
ありがとうございました。
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1 thought on “映画【ハッピー・デス・デイ】ネタバレ無し&余談ありレビュー”