2017/10/4発売
「ハードコア」
※映画館では2017/4/1から上映されました。
本作はFPS(ファーストパーソンシューティング:一人称視点)作られた映画である。
視点が一人称なので自分の顔などは当然見えない。まるで自分が主人公のような視点の映画だ。
◉ヘンリー(主人公=自分)
一人称視点(自分視点)なので顔は見えないが、両手(甲)などにタトゥーがある。
ヘンリーは身体中を改造されているサイボーグで、ほぼ人間の部分はない。そして声も出ない。(正確には出せない)
起きた時には記憶も曖昧で、訳もわからず言われるがまま行動する。
妻と名乗る女性エステルと一緒逃げる事になるが・・・。
ちなみヘンリーを演じるのは1人ではなく複数の人間が担当しているとか。
★内容★
主人公ヘンリーが水中でチューブに繋がれた状態から始まる。
ヘンリーの妻だと名乗る女性エステル。
エステルはヘンリーの破損した左手足をパーツで繋げた。
ゆっくりする間も無く、特殊な能力を持つエイカンという男が部隊を引き連れ攻めてくる。
エイカンは死者を蘇らせ、軍隊を作る気だ。
そんなエイカン達から必死で逃げるがエステルが捕まってしまう。
ヘンリーは活動する為にはバッテリーをチャージする必要があった。
無事エイカンを倒し、最愛の妻エステルを救出出来るのだろうか・・・。
★見所、ポイント、評価★
点数で表すと10点中7.5点
◉まず致命的な点が1つあります。
人にもよるかもしれませんが「酔います!」
この映画は冒頭で記載しました通り、FPS(1人称視点)の映画です。
ありそうでなかった映画ですね。少なくとも私はオールFPSの映画は観たことがありません。
※映画「ゲーマー」「ドゥーム」あたりは部分的に演出としてFPSになったりした気がしますが、オールFPSの映画はたしか無いはず・・・。
本作「ハードコア」は映画としては斬新だと思います。
しかし、ゲーマーの私はFPSのゲームは好んでプレイします。
(主にPS4、XBOXのFPSゲームです。)
特に「COD(コールオブデューティ)」シリーズは大好物なのです。
本作の映画「ハードコア」はFPSゲーム「COD」シリーズのストーリーをプレイした方なら分かると思いますが、全体的に似ています。
というかこの映画の演出はFPSゲームで見慣れています。
※「COD」じゃなくとも色々なFPSのストーリーをプレイしている方は「こんな感じのゲームあるな〜」「プレイしたな〜」と思うはず。
「COD」は世界的に有名で、おそらくFPS界では一番メジャーなゲームです。(特にストーリーは素晴らしいですね)
多分というか確実に「ハードコア」は「COD又はFPSゲーム」に影響されたのではないかと思ってしまいます。
何が言いたいかというと、それぐらい本作「ハードコア」という映画にはFPSプレイヤーを興奮させる演出が沢山詰まっていて、かなり研究して作られたクオリティの高い素晴らしい映画だという事が言いたいのです。
ゲームで見慣れているとはいえ映画として観れるのは本当に嬉しいです。
ただし、最初に致命的な点で書きましたが人によっては酔うでしょう。
ちなみに今まで私はFPSゲームをしていて酔った事などないですし、何時間も続けてFPSゲーム出来ます。
現実世界で乗り物酔いはほぼしません。
そんな私でもこの映画は酔いました。しかも序盤から・・・。
ですのでこの映画を観て酔う方は沢山いる可能性大です。
※私が酔ったゲームはバイオハザード7だけです。バイオ7に酔った方は確実に酔うと思います。
本作の点数がちょっと低めなのは「酔う」からです。
酔わなければ9点ですかね。映画観て酔うなんてあってはいけない・・・。
素晴らしい映画なのにちょっと残念。
◉迫力、演出について。
上に見慣れていると書きましたが、演出としては本当にどれもこれも迫力があり、FPSプレイヤーの私からすれば本当に大興奮物ですね。
まるで「COD」のストーリーを観ている様で最高でした。
★こんな方にオススメ★
◉まずFPSプレイヤーに絶対オススメします。
特に「COD」などFPSゲームが好きな方は絶対観るべきです。
興奮する事間違いなし!
逆にFPSプレイヤーではないが本作「ハードコア」が好きになったという方は「COD」シリーズのストーリーモードのプレイをオススメします。
ネタバレになる為内容をあまり書けず、こんな感じでちょっとゲーマー寄りに偏ったレビューとなってしまいました。
ありがとうございました。
最後に、この映画を分かりやすく2秒で説明しろと言われたら以下の通り。
★【COD(コールオブデューティ)の実写映画】★
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