2017/10/4発売
「ジェーン・ドウの解剖」
※映画館では2017/5/20から上映されました。
この〈身元不明の死体〉にメスを入れてはならない
というキャッチフレーズの本作「ジェーン・ドウの解剖」
写真では鼻ピアスに見えるが、鼻ピアスではなく血である。
パッケージの鼻ピアス美女のインパクトが強かったので映画を観ていてあれ?鼻ピアスは?と何度か思ったのは内緒のお話。(途中まで観ていくと血だとわかる)
ちなみに「ジェーン・ドウ」とは死体の名前(人の名前)などではなく、一般的には身元不明の女性という意味である。(通称)
◉エミール・ハーシュ(オースティン役)
本作では検死官オースティンを演じる。
オースティンは検死官の父親トミーの息子である。
この映画の大体は検死官親子オースティン、トミーと死体のジェーン・ドウのほぼ3キャラがメインで映される。(他にもキャストはいるがメインはほぼ3名)
エミールはあまりメジャーな俳優ではないが、「野蛮なやつら」「ローンサバイバー」などにも出演している。
◉ブライアン・コックス(トミー役)
オースティンの父親で検死官のトミー。
トミーはベテランの検死官で、鋭い観察力、推理力などで死体の死因を特定する。
本作では格好良い頼れる親父を演じる。
映画内にてトミーとオースティンとの会話でトミーが映画「きみに読む物語」をディスる場面もある。
ブライアンは脇役系キャラクターを演じることが多いが、沢山の映画に出演している。
「RED」「RED リターンズ」「ピクセル」「モーガン」「リンガー!替え玉選手権」などその他多数etc…
★内容★
話はある家での事件から始まる。
家の住人は全員死亡し、地下に女性の死体が埋められていたのである。
その女性こそ「ジェーン・ドウ」である。
ジェーン・ドウはその家とその住人達とは全く関わりが無かったが、何故かそこに埋められていたのだ。
ジェーンの謎を解くため、死体は検死官のトミーとオースティン親子がいるモルグに送られる。
※モルグ=死体安置所
死体「ジェーン・ドウ」の眼は灰色で、死後硬直がなく、ウエストは異常に細く、手首足首は折れて関節は粉々であった。
そしてジェーンの死体にメスを入れようとするが、何かに度々邪魔をされる。
体にメスを入れる事に成功するが、解剖していく内におかしな点がいくつか出てくる。
それからは不可解な現象が度々発生し、オースティンやトミーに恐怖を与える。
ジェーン・ドウには何かが隠されていて、解剖を進めるうちにジェーンが何者か、死因は何か、何故関係のない家に埋められてたのか、少しずつ死体の謎が明らかにされてゆく・・・。
★見所、ポイント、評価★
点数で表すと10点中8.5点
◉まずは検死官親子2人の推理力などが凄いですね。
親父はベテランで場慣れしていて落ち着きあって頼り甲斐のある安定した検死官は観ていて気持ちが良い。
息子も見習いっぽくはなく、親父に負けないくらい頭が良くて十分活躍します。
どちらも優秀な検死官でした。
◉この映画のほとんどは解剖に時間が使われており、ジェーン・ドウは死体の為動かないのでほぼ検死官親子2人が活動するわけです。
ほとんど解剖と聞くとあまり面白く無いのではと思うかもしれませんが、死体には謎が沢山あり、優秀な検死官の解剖によって謎が少しずつ解けていきます。
ただ解剖しているわけではなく、色々な怪奇現象が起こりつつ話しが進むので一切退屈な場面はなく、終始ハラハラドキドキした演出に襲われます。
※解剖する場面が多々出てきますのでグロ系になります。グロ耐性がない方は注意。
◉ほとんど解剖に時間を使いつつ映画に目を釘付けにする演出などは素晴らしいと思います。
展開も読めなかったですし個人的には当たりなホラー映画です。
ホラー映画にしては点数高めにしてみました。
★こんな方にオススメ★
◉ホラー好きな方にはかなりオススメです!
私はホラー映画が大好きなので好んでホラー系を観ているのですが、本作「ジェーン・ドウ」はハラハラドキドキ感があり非常に面白いと思いました。
グロ耐性がある方は是非観てください。
※改めて書きますが、解剖がある為グロ耐性がない方、慣れていない方はやめた方が良いです。
久しぶりに面白ホラー映画を観ることが出来ました。
ありがとうございました。
最後に、この映画を分かりやすく2秒で説明しろと言われたら以下の通り。
★【おっぱいが気になってホラーを忘れる映画】★
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1 thought on “映画【ジェーン・ドウの解剖】ネタバレ無し&余談ありレビュー”