2019/4/26発売
「ザ・マミー」
※映画館では2019/1/25公開
予告編はこちら↓
★内容、見所、ポイント、評価★
点数【3/10点】
◉【本作の特徴・魅力】
メキシコ産ホラー・・・かと思いきや、麻薬戦争時代という背景の中、子供達がギャングに追いかけ回されるお話。
霊的な恐怖よりも、お国柄問題でもあるギャング的な恐怖を描いた作品。
しかしながらギャングやカルテル関連作品の特徴であるバイオレンスな演出や描写などは殆ど無い為、そちらの恐怖も全く伝わってこなければインパクトもない。
メキシコカルテル系を絡めた作品である非ホラー映画「ボーダーライン」の方がよっぽど怖いです。
パッケージ表面には以下のようなことがパッケージに書かれている。
◉近年で最も斬新で最も怖いホラー!byギレルモ・デル・トロ
◉傑作!2分で目が離せなくなる!byスティーヴン・キング
トトロさん、キングさん、これ本当にあなた方の口から出てるの・・・?
やや「パンズ・ラビリンス」感が漂う軽くファンタジー混じりでリアル事情も含めた悲惨なお話ではあるが、素敵クリーチャーが出るわけでもなく退屈な時間が続くだけでパンラビの足元にも及ばない。
斬新でもなければ目が離せなくなるような魅力やインパクトも無い。
そしてパッケージ裏にも「死んだはずのママの驚愕に正体が暴かれる時、全世界の心臓が止まる」と書かれてあるが、これが本当だとすれば「死霊館」シリーズでは地球人どころか宇宙人も全滅しているレベル。
パッケージ&キャッチコピー詐欺のてんこ盛りにはおったまげました(^^;)
ホラー映画だと思って観ると火傷しますよ・・・。
★こんな方にオススメ★
◉「パンズ・ラビリンス」が好きな方で、ホラー映画という先入観無しに観ればもしかしたら楽しめるかもしれない・・・。
個人的にはホラー映画を観たかったので不満でした。
パンラビ系作品としては悪くはないが、ホラー映画としての点数は正直1〜2点ぐらいが妥当かと・・・。
最後の10分程度は楽しめたが、全体を通して強烈な“これじゃない感”に包まれたので口直しにちゃんとしたホラー映画を観たいと思います。
こんな感じのレビューとなりました。
ありがとうございました。
最後に、この映画を分かりやすく2秒で説明しろと言われたら以下の通り。
★【ネギトロ巻き注文したらネギ巻きが出てくるような映画】★
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1 thought on “映画【ザ・マミー】ネタバレ無し&余談ありレビュー”