2019/6/14上映開始
「パージ:エクスペリメント」
予告編はこちら↓
パージシリーズの前日譚である本作。
前日譚なので過去シリーズを予習しなくとも観ることが出来るし、シリーズ初見の方も楽しめますよ。
ちなみにこのシリーズのパージ法とは、普段の犯罪率を下げる為に一年に一度12時間だけ全ての犯罪が合法化される日を設定した法律。
普段犯罪を犯さない代わりに、その日にだけ怒りをブチ撒けろというちょっと狂ってるが面白い法律である。
過去作は3作あり、順番的には以下のようになっているが、本作は前日譚である事からエクスペリメントから先に観ても全く問題ない。
パージ(1作目)
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パージ:アナーキー(2作目)
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パージ:大統領令(3作目)
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パージ:エクスペリメント(4作目)
個人的には好きなシリーズですので超絶オススメ致します。
※ドラマ版もあるが、私はそちらを観ていないので内容不明。
★内容、見所、ポイント、評価★
点数【8.6/10点】
◉【内容・あらすじ】
新政党によるパージ正式実装の前にデータを取る為、まずはスタテン島という場所で実験が行われる事となる。
ルールは簡単。
島に残った参加者は5000ドルを受け取る事が出来る。
参加者は加害者or被害者のどちらにでもなれる。(自由)
期間中の12時間は何をしようと罪には問われない。
録画可能のコンタクトレンズ(発光する)を装備する事のより監視下に置かれる。(全員ではない)
お金に釣られた低所得者や怒りを解放したい者達が集まる中、開始の合図であるサイレンが鳴り響き実験が開始される・・・。
◉【本作の特徴・魅力】
パージシリーズの前日譚で、パージ法令正式実装に至るまでのお話になっている。
賛否両論の中で試験的に行われるパージや、その裏側も描かれる。
暗躍する者、困惑する者、襲う者、戦う者、守る者、それぞれのドラマがあるが、中でも仲間を守る為に戦うギャング達が最高に格好良い。
何故かパージシリーズとは思えない程クールな格闘アクション&ガンアクションが少々追加されており、そちらも見所である。
相変わらずバイオレンスでクレイジーな映画でしたが、やはりこのぶっ飛んだ設定が面白い。
特徴的なマスクを付け人を襲う参加者達の姿からはマッドマックスのような激しい狂気を感じますね。
シリーズ特有の緊張感とスリルを味わえるが、今回はホラー感が更に増しておりシリーズで一番怖い作品になっていると思います。
過去作ではパージ法が既に認められていた為、パージ期間中外にいる人間はほぼ全員殺気立っており好んで暴力行動に移るが、本作は試験的に行われた初めてのパージという事で、まだ完璧に浸透しておらず探り探りな状態なので外にいるからといって全員がいきなり暴れ回るという訳ではない。
他者を攻撃するもしないも自由であり、愉快犯や中途半端な犯罪行為を行う者や、発光する特殊なコンタクトレンズを装備する攻撃的な参加者などがいる事により誰がいつ襲い掛かって来るのかわからない”不気味な夜”になっており怖い。
例えるなら、「お化け屋敷」のようなスリルと感覚。
良くも悪くも前日譚でしたが、十分楽しめました。
オススメ致します。
個人的にはパージシリーズを面白い順で言えば1>2>3の順番ですが、本作は1と2の間もしくは2と同等辺りかなと思います。
今回余談なんてほぼありませんでしたが、本作のレビューはこの辺で。
ありがとうございました。
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2 thoughts on “映画【パージ:エクスペリメント】ネタバレ無し&余談ありレビュー”