2018/4/20上映開始
「レディ・プレイヤー1」
予告編はこちら↓
スティーブン・スピルバーグ監督の最新作「レディ・プレイヤー1」です。
ネタバレは極力伏せたいので、主演役以外の紹介は最小限とさせていただきます。
本作に出てくるゲームやアニメや映画などのキャラクターに関して、こちらも当レビューでは伏せます。
◉タイ・シェリダン(ウェイド・ワッツ役)
(役柄)
「オアシス」の創始者ハリデーの大ファン。
オアシス内での名前はパーシヴァルで、そこには実際に会ったことないエイチという友人がいる。
(役者)
まだ21歳(今年22歳)の若手俳優タイ君。
今のところ出演作品は少ないが今後期待したい。
「ゾンビワールドへようこそ」「マッド」「X-MEN アポカリプス」「プリズンエクスペリメント」などにも出演。
新作ではX-MENシリーズ最新作「X-MEN ダーク・フェニックス」にも出演するので楽しみですね!
◉その他出演者、監督
森崎 ウィン(役名伏せます)
本作で日本人役を演じた森崎ウィンさん。
実は日本人でもハーフでもなく、生まれも育ちもミャンマーの純粋なミャンマー人。
日本での活動ではテレビドラマや、映画「ごくせん」「闇金ウシジマくん」など、その他音楽活動、舞台活動と幅広く活動するお方である。
先日2018/4/23日放送の日本のバラエティ番組「しゃべくり007」に出演しており、芸人達の無茶振りにもしっかり対応し、劇中使われたセリフを交え色々な演技を見せて下さいました。
とても人柄がよく好印象。
スピルバーグに一番だと褒められたそんなウィンさんですが、本作を機に色々なハリウッド映画に出演出来ると良いですね。
マーク・ライランス(ジェームズ・ハリデー役)
「オアシス」の創始者を演じたのはマーク・ライランス。
当ブログにてレビューした「ダンケルク」にも出演している。
他にも「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」「ブリッジ・オブ・スパイ」「ブリッツ」などにも出演。
サイモン・ペッグ(オグデン・モロー役)
コメディ映画でよく観るサイモン・ペッグ。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」「タンタンの冒険」「宇宙人ポール」「ミッション:インポッシブル」シリーズなどetc…に出演。
マッケナ・グレイス(カメオ出演?)
当ブログにてレビューした映画「ギフテッド」に出演した天才子役。
本作にちょい役で出ているので探してみて下さい。
相変わらず可愛いのですぐ分かります。※アバターではありません。
監督、製作はスティーブン・スピルバーグ。
誰もが知っている超有名な人物。
「ジョーズ」「ET」「ジュラシック・パーク」シリーズ、「インディ・ジョーズ」シリーズ、「プライベート・ライアン」などetc…と数々の名作を生み出してきたお方である。
彼の作品のキャラクター達は今でも色褪せず色々なところで活躍している。
個人的にはスピルバーグ作品の中では本作が一番好きな映画となりました。
★内容★
舞台は2045年
2025年生まれのウェイド・ワッツ。
両親は子供の頃に亡くなっており、現在はアメリカのオハイオ州コロンバスの廃墟にて過ごす。
仮想空間「オアシス」
誰もがその世界へ入り浸るほどの魅力があった。
ウェイドはそんな”オアシス”という世界に行く事で生きていると実感する。
ある時「オアシス」創始者のジェームズ・ハリデーが亡くなり、遺言が世界に流れる。
それは「オアシスに3つ謎(イースターエッグ)を隠した、最初に見つけた者に56兆円とオアシスの運営権利を与える」という内容だった。
そして全プレイヤー達の夢を掛けた争奪戦が始まる・・・。
★見所、ポイント、評価★
点数で表すと10点中9.8点
◉本作の特徴、魅力
現実世界の中で「オアシス」という仮想世界がほぼ必須状態になり、老若男女皆の生活の一部と化した未来の世界のお話。
ただ皆がゲームに夢中になったという訳ではなく、そんな仮想世界「オアシス」で大金&運営権利などを手に入れる為にイースターエッグを探すという、現実世界と仮想世界が混ざった夢のような世界である。
2045年の未来のお話でありながら1980年代を意識した音楽や映画などその他多数がオマージュされており、どこかしらレトロ感が漂うというギャップも面白い。
※イースターエッグとは、ゲーマーならだいたい知っている用語ですが”隠し要素”と思っていただければ良いかと思います。
「オアシス」内では自分のアバター(キャラクター)を好きにカスタマイズ出来たり、実際に他の人間が動かしているキャラクター同士でやり取りが出来るMMOのような世界が魅力の1つである。
MMORPGプレイヤーなら分かる仕様や胸熱な展開はこの映画でしか味わえない。
私はこんな映画を待っていました!
※MMORPG=そもそもMMOとは多人数が参加出来るオンラインの事で、FF14(ファイナルファンタジー)などのオンラインゲームの事をMMORPGという。
「オアシス」の特徴上、アバターはどんなキャラクターでもなる事ができ、本作ではそんなキャラクター達が次々と無限に出てくる”まるで宝箱“のようでゲーマーや映画好きにはたまらない仕様。
メジャーなキャラからマイナーなキャラ、マニアックなキャラまで幅広く出てくるが、自分の知っているキャラが多ければ多いほど興奮度が高いでしょう。
出てくるキャラクターが多すぎて見付けるのが大変ですが、探す楽しみもありますね。
多数のキャラが同時に出てくるが、それら全キャラの詳しいお話が出てくる訳ではないのでご安心を。
あくまでキャラクターはただのアバターであり、それぞれのキャラクターを知らなくてもあまり問題はない。
観たことあるキャラクターだな〜程度でも十分です。
しかし上記に記載した通り、興奮度に大きく差が出るでしょう。
◉気になる点
中にはかなりマニアックなネタが含まれている為、ハイレベルなゲームオタク&映画オタクじゃないとわからないネタが山程詰まっている。
全部分かる人はほぼいない気がする・・・。
※特にゲーム寄りです。
◉まとめ
本作はポップカルチャーを全面的に押し出した映画で、これ以上のオタク映画はこの先出てこないでしょう。
ジャパニーズカルチャーや日本自体をリスペクトしてくれたスティーブン・スピルバーグには感謝しかない。
全ゲーマー、全映画好き、全体オタク、いや全日本人は絶対に観るべき映画です。
★こんな方にオススメ★
◉ゲーマー、映画好きな方には特にオススメ。
私はどちらにも属しますが、全ゲーマー&映画好きは今すぐ観るべき作品だと思ってます。
ですが、どちらも詳しく知らないという方でも十分楽しめるはずです。
※ゲームのような世界観、情報量が多すぎる事からしてゲームなんて物は触った事もないというご年配の方にはもしかしたら楽しめないかもしれません。
◉スティーブン・スピルバーグ監督が好きな方。
本作は日本の文化や日本人に対しリスペクトを感じる。
とにかくオタク力が凄い映画としか言えません。
数々の名作を生み出してきた彼ですが、私は本作が圧倒的に一番好きです。
◉スティーブン・キング原作の映画「シャイニング」が好きな方。
まだ観ていない方は、先にこの作品を観ておいた方が更に楽しめるでしょう。
※ちなみにこの「シャイニング」の監督はスタンリー・キューブリックだが、原作とは大分内容を変更して作った為、原作者のスティーブン・キングから批判されている。
DVD化されたら絶対に購入して一時停止しながら色々なキャラクターを探してみたいと思います。
もちろん4K UHD Blu-ray版で!
さてさて、私はこの映画を観ながらニヤニヤが止まりませんでした。
未来があんな世界になったら良いな〜と思ってしまったのは私だけでしょうか?
オアシス廃人になること間違いなし!
良い夢を観させていただきました。
超オススメですので、まだ観てない方は是非観てください!
ありがとうございました。
最後に、この映画を分かりやすく2秒で説明しろと言われたら以下の通り。
★【四次元ポケットのような夢の映画】★
4 thoughts on “映画【レディ・プレイヤー1】ネタバレ無し&余談ありレビュー”