2018/10/26上映開始
「旅猫リポート」
予告編はこちら↓
原作である小説の実写化映画となる。
絵本なども出ているのでお子様にはそちらも宜しいかと思います。
◉福士 蒼汰(宮脇 悟役)
(役柄)
好青年。
とある理由で愛猫ナナを手放すことに・・・。
(役者)
特に意識はしている訳ではないが、私が観る映画に何故かよく彼が出演しています。
あまり邦画を観ない私ですが、当ブログでもレビューした「無限の住人」「BLEACH」にも出演しており、なにかと縁があるみたいです。
もしかしたら気付かない内に福士氏の魅力に取り込まれてしまい自然と観てしまっているのかもしれない・・・。
だいたい彼が出演する映画は面白い。(今のところは・・・)
今回は猫との共演ということでしたが、最初は威嚇、猫パンチされたりと懐いてくれず苦労したようです。
◉トム(ナナ役)
(役柄)
元野良猫。
ツンデレだが、性格はごく普通の猫らしい猫。
名前がナナだが雄猫である。
(役者)
ナナ役のトム君。
見た目やや小汚いと思うかもしれないが、彼の猫種はセルカークレックスという種類で巻き毛が特徴。
ナナ役の声優では高畑充希さんが担当をしている。
役の名前がナナで声も高畑さんなので雌猫と勘違いしそうだが、ナナは雄猫である。
※高畑充希さんと言えばdocomoのCMで「紅」を歌っておりうるさいと話題になっているお方ですが、個人的には良かったと思ってます。
◉その他出演者(羅列のみ)
竹内結子、広瀬アリス、木村多江、山本涼介、前野、大野拓朗、etc…
★内容、見所、ポイント、評価★
点数で表すと10点中8.2点
◉【内容・あらすじ】
悟とナナ、絆で結ばれていたはずの2人。
しかし悟は事情によりナナを手放さなければならず、新しい飼い主を探す旅に出るのだった・・・。
◉【本作の特徴・魅力】
ほぼ悟とナナがメインなお話かと思っていたが、悟の生い立ちや家族や人間関係も描かれている為か2人に焦点が当たるまでが長い。(前置きが長い)
悟とナナが主人公というよりは悟が主人公と思って観た方が良いかも。
上記のように主役の悟&ナナ以外のキャラクター達と絡むお話が含まれる為、人によっては「思っていた映画とはちょっと違う」と感じるかもしれない。
しかし、ストーリーが進むにつれて後々それらのお話が活きてくるので、むしろ悟という人間を知る為に必要だった要素だと気付かされました。
観ていてちょこちょこ泣かされる映画でしたが、それは悟というキャラクターとその周りを丁寧に描いたからこその涙である。
そしてその悟が大事にしていたナナとの関係が本作の一番の見せ場。
切ない曲とのコンボは号泣不可避で、最後はもう涙が滝のように流れて止まりませんでした。
◉【気になる点】
細かい点かもしれないし猫好きでなければ分からないかもしれないが、とあるシーンでは猫のナナが「不自然な追視しながらのカメラ目線」だったりと演技させられている感は否めない。
当ブログでもレビューした映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」のボブのように人馴れしした自然な演技が出来る猫ではない。(ボブは演技というよりはそのまんまの自然体)
でも可愛いから良し。
もう1つは、とあるシーンで悟のTシャツが裏表逆なのか、そういうデザインなのか気になって仕方がないシーンがある。
※流石にデザインでしょうがとっても気になってしまいそのシーンの間は集中力やや減少(^^;)
★こんな方にオススメ★
◉猫好きな方
猫好きホイホイ気味な映画ですが、悟とナナ以外のシーンでも泣ける映画です。
◉出演俳優が気になる方
意外と豪華な俳優陣かと思います。
特に福士蒼汰さん、竹内結子さん、広瀬アリスさん辺りの演技は素晴らしい。
◉泣きたい方
当然個人差があると思いますが、予告編でも流れたコトリンゴさんの歌「奇跡は」と共に涙腺をダイレクトアタックしてきて涙が止まらなくなりました。
映画館の会場でも鼻をすする音がチラホラ・・・、目が兎になるはずですのでご注意を。
※ハンカチ、ティッシュ必須です。
本作の予告編観ただけで泣けます。
福士蒼汰氏、猫のナナ、コトリンゴ氏の曲「奇跡は」が揃わなければもしかしたら魅力を感じず観ていなかったかもしれない・・・。
機会があればまた観に行きたいと思えるそんな映画でした。
ありがとうございました。
最後に、この映画を分かりやすく2秒で説明しろと言われたら以下の通り。
★【超合金の身体で出来た猫のお話】★
2 thoughts on “映画【旅猫リポート】ネタバレ無し&余談ありレビュー”