2021/2/4発売
「Werewolf:The Apocalypse -Earthblood」
※邦題「ワーウルフ:ジ・アポカリプス」(日版は2021/4/22発売)
皆さんご機嫌よう。
私BILLY’Sが今回レビューするのは、2/4発売のPS4ソフトの北米版「Werewolf:The Apocalypse -Earthblood」(邦題「ワーウルフ:ジ・アポカリプス」)。
北米版は2/4に発売しましたが、日版の発売日は4/22です。
本作にはPS4版&PS5版がありますが、私はまだPS5を手に入れてないのでPS4版をプレイしました。
無事クリアしたのでレビューを書かせて頂きますが、あくまで感想であり、攻略ではありません。
◉【本作の北米版の日本語化に関して】
結論から言いますと、本作の北米版は日本語化はされておらず日本語設定もありませんでした。
PS5版やXBOX版は未確認だが、おそらく日本語化されていないでしょう。
会話に選択肢があるので英語分からないと100%では楽しめないが、ストーリー進行には影響はない。
早くプレイしたい方には北米版をオススメするが、どうしても日本語でプレイしたい方は4/22の日版発売まで待ちましょう。
現在PS版の日版予約は受け付けているが、XBOX版の日版予約のページが無いのでDL専用かも???(一応XboxOne&Xbox Seriesの北米版ソフトの存在は確認済)
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◉【あらすじ、世界観】
人間、狼、ワーウルフに姿を変えることができる主人公が、滅亡に近付く地球を救うために戦うというお話。ちなみに主人公のように変身できる人間は敵味方限らず何人もいるという世界観。
※上にも書きましたが、全て英語だったのでなんとなくでしか分かりません。
この世界には精霊がおり、視覚を変えることではっきりと視認することが出来る。
何となく赤い靄が出ている場合もあるので視覚を変えなくても分かる時もあるが、会話だけでなくサブミッション発生や経験値が貰えたりもするので確実に見つけたいところ。
※全ての精霊を見つけるトロフィーもあり。
◉【残酷描写に関して】
ワーウルフ状態で戦う場合、敵を切り裂いたりへし折ったりが可能だが、特に首や体が内臓が吹き飛ぶといった欠損描写はないので敵の見た目が変化することもない。せいぜい出血するか辺り一面血まみれになる程度でグロ要素は全くない。
北米版がこの程度の描写なのだが、4/22発売の日版は18歳以上がプレイ可能なCERO:Zになっている。恐らく出血描写が原因かと思うが、何故このレベルでZになのか疑問です。
◉【プレイしてみた感想】
クリア時間ははっきりと分からないが、体感10〜15時間ぐらいかな?
このゲームには会話に選択肢があるのだが、私は英語分からないので読まずにスキップしまくったので体感早く感じました。
日版をプレイする場合はもう少し時間がかかると思います。
クリアまでに発生したフリーズ1回、進行不能バグ1回(リスタートで回避可能)、その他気にならないバグ2回。
グラフィックの質が悪い分、処理落ちは一度も無しといったところ。
やり込み要素はないのでクリアしたら終わりのゲームです。
ちなみに私のクリア時のトロフィー獲得率は85%で、特に難しいトロフィーはなくトロコンも楽だと思います。
基本はステルス行動だが、急に出て行ってワーウルフ化して暴れるのも良しなので、好きなプレイスタイルで遊べるのは良い。
ただ、ステルスの仕様がやや残念だし、ワーウルフ状態で無双した方が早く終わるので面倒くさがりやな私は脊髄変身しちゃいますね。(反射的に変身しちゃうって意味です)
攻撃方法は様々で、弱攻撃と強攻撃を組み合わせた無双シリーズでもお馴染みの攻撃方法(弱→強とか弱→弱→強とか弱→弱→弱→強とか)だったり、スキルを駆使して暴れて無双できるので爽快感はありますね。
ワーウルフ状態には2種類あり、移動は早いが威力は弱い4足方向状態と、機動力を犠牲に威力が上がる2足歩行状態があり、それぞれ違うスキルを使えたりと状況に応じて戦い分けが可能。
更にゲージMAXを解放して一定時間強化される暴走状態があり、気持ちよ〜く暴れられる。
特殊なボス戦以外は特にギミックはなく、終始ゴリ押すだけでクリア出来ちゃうので単純といえば単純かも。
戦闘はこんな感じ↓(私のプレイ動画です)
[ワーウルフ:ジ・アポカリプス]
可愛い狼になれるゲーム。
基本ステルスゲーだが、ワーウルフに変身すれば無双出来るからステルスする必要なくゴリ押し出来るし、オブジェクトも破壊し放題でそれなりに爽快感ある。#PS4share pic.twitter.com/OxEvI2oHL0— BILLY’S-MOVIE(グレイテストショーマン部)今年もゲーム年?PS5全力待機の呼吸!🎮 (@BILLYsMOVIE) February 10, 2021
◉【良かった点】
・最初のムービーが実写レベルで圧倒的高画質。(最初のムービーだけだが・・・)
・主人公はむさいおっさんだが、狼化すると可愛いので移動やジャンプしてるだけで癒される。
・戦闘の爽快感
戦闘中ヘビメタ系の激しいBGMが流れる中でスピード感溢れるアクションをノリノリで楽しめるだけでなく、設置されているオブジェクトが壊し放題で、だいたい身体がぶつかっただけで粉々になるので戦闘の邪魔にならずストレスフリー。
戦闘終了後はオブジェクトはほとんど何も残ってなかったりするとメチャメチャ気持ちが良い。
・基本エレベーターがとんでもなく早い。特に未来設定ではないのだが、どういう訳かエレベーターに乗った瞬間に即着く。好き。
・落下や炎など、地形によるストレスは低い。
マップ上に崖などがあるのだが、見えない壁があり落ちることはまずないので安心して探索できる。ごく一部のエリアだけ落下死を確認してますが、基本は高所から落ちて死ぬようなことはない仕様なので有難い。
・マルチエンディング。
本作はやり込み要素がないゲームだが、最後の選択によってエンディングが2種類用意されている点はGOOD。
※一度クリアしたセーブデータをロード後にステージをリスタートすれば最後のステージを最初からプレイできるので、この方法なら2周せずに楽に両方のエンディングも観ることができる。
◉【不満点】
・カメラワーク&カメラアングル
爽快感のあるスピーディーな戦闘は魅力的だが、戦闘中の動きが早い割にはカメラワーク&アングルが悪さが気になりました。
敵を注視(ターゲッティング)することも可能だが、こちらも乱戦時は使いにくくタイマン時でもちょっと気になるレベル。
アクション重視のゲームなので残念ですね。
・ボーガンが”いらない子”
人間時かつステルス状態限定で使用できるボーガンだが、ヘッドショット不要でとりあえず雑魚には1発当てれば倒せるという謎仕様だけでなく、何よりも音や動作がしょぼすぎる。ボーガンで倒しても全然手応えがないし気持ち良くもない”いらない子”。
ごつい強敵にはヘッドショット当ててもダメージ3〜4割ぐらいで「いてっ」ぐらいにかならず、何事もなかったかのように増援呼ばれます。ごついとはいえただの人間なんだよな・・・。(このゲームは多分ヘッドショットの概念がないのかも)
ボーガンを強化するスキルがありそうだが、最大5本しか持てないのでわざわざ強化しようとは思えない。
それにステルス時でしか使用できないのに狙う時はガッツリ立ち上がって敵から丸見え状態になることも多い。ステルスとは一体・・・。
・基本低グラフィック。
個人的にはゲームに求めるのは内容>>>グラフィックなので特に重視はしていない。まぁ綺麗に越したことはないが。
グラフィックがしょぼい事よりも、グラフィックの質を上げたことにより処理落ちや処理しきれずエラー落ちやフリーズ等が発生する方が問題だと思います。
本作のグラはしょぼいが処理落ちは一度も起きなかったので個人的には無問題。
ただ、PS3レベルなので気になる人はいるはずなので念のため書きました。
PS5版のグラフィックは向上していると良いですね〜。
・ステルスの仕様と重要性
ステージによっては見つかった時点で失敗になる場合もあるが、それ以外では基本は見つかったら撃たれて増援呼ばれて戦うことになります。
このゲームの基本行動はステルスなので、敵がいるエリアではほとんど中腰で移動する事になります。中腰で軽くダッシュも出来るが遅い・・・。狼になったらなったで”よちよち歩き”かステップしか出来ずなかなかのストレス。
戦闘などで敵を倒せば中腰状態は解除されるが、この仕様はいかがなものか。基本通常歩行で、ボタン入力などの任意で中腰などにして欲しかった・・・。個人的にはこのゲームで一番のストレス要素だと思ってます。
ステルス中にミスって最悪見つかってもワーウルフ化して戦えばいいんでしょ?的なゲームなので、それなら最初からワーウルフになってこちらから襲えば良い話しだしステルスの重要性は低い。というかステルスいらない・・・。
ステルスに関して書くとキリがないが、ステルスゲーとしてのクオリティは低めなので、あくまでアクションゲーとして楽しめば良いかと。
・視覚変更に関して
L1ボタンを押すと画面全体が真っ赤な視界に変わり、精霊の発見できたり、電気の通過場所や敵の居場所&人数の確認が可能になるが、動くと解除されてしまう仕様が使い難くなかなかのストレス。L1ボタンをもう一度押すまで継続するような仕様だったら大分楽だったかも。
これもなかなかのストレス要素です。
◉【最後に】
私の評価は【7/10】
思った事を思った通りに色々書きましたが、このゲームはステルスゲーとして遊ぶのではなく、あくまで無双系アクションだと思って楽しむゲームなのでしょう。戦闘の爽快感が一番の魅力です。
全ての点においてクオリティの高いゲームとは思えませんでしたが、十分に楽しませて頂きました。
日版の値段は定価新品で5300〜5500円程度なので悪くないでしょう。
全部英語だったのでストーリーを完全には理解していないが、世界観も含めなかなか良かったと思います。
それでは今作のレビューはこの辺で!
これからプレイされる方はごゆっくり楽しんでください。ありがとうございました〜。
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