2019/6/21上映開始
「X-MEN ダーク・フェニックス」
予告編はこちら↓
「X-MEN」シリーズ最新作にして最終章である本作「X-MEN ダーク・フェニックス」。
出来る事ならスピンオフ作品も含む「X-MEN」シリーズを全て観てから挑むべきだが、時間がないという方は「X-MEN ファースト・ジェネレーション」→「X-MEN フューチャー&パスト」→「X-MEN アポカリプス」の3作を順に観てから挑みましょう。
どれも面白いのですが、個人的には「ファースト・ジェネレーション」>「フューチャー&パスト」>「アポカリプス」の順で好きです。
◉主な出演者
ジェームズ・マカヴォイ
マイケル・ファスベンダー
ジェニファー・ローレンス
ソフィー・ターナー
ニコラス・ホルト
タイ・シェリダン
ジェシカ・チャステイン
etc…
★内容、見所、ポイント、評価★
点数【8.5/10点】
◉【本作の特徴・魅力】
元々持っていた潜在能力が覚醒し、制御出来なくなってしまったジーン。
後々仲間同士の対立を生むというストーリーがあまりにも切ない・・・。
主に過去の話やX-MENという家族内や絆の話がメインで、かなりシリアスかつダークな内容のヒューマンドラマとなっています。(ミュータントドラマか(^^;))
「ファースト・ジェネレーション」「フューチャー&パスト」「アポカリプス」などで見られたクスっと笑える演出などはほぼない。
ストーリーや、とあるキャラクターの扱いなど気になる点&不満点はあるが、アクションに関しては文句なく大満足。
相変わらずX-MEN独特のチームプレイは観ていて気持ちが良いし、それぞれの特殊能力を活かしたバトルの連続には大興奮。
各キャラクターの良い部分をとことん魅力的に魅せてくれた点は評価したい。
※欲を言えばクイックシルバーの活躍をもっと見たかったかな。
◉【気になる点、不満点】
ジーン関連がメインなのは分かるが、そこに集中しすぎた為か盲目的になっており他の要素が雑になっている。
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「お前ら誰やねん、何やねん」と突っ込みたくなるような敵さんの影の薄さ&謎さ。
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とある主要キャラクターの扱い。
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見せてくれなかったサイドストーリー(アポカリプスで楽しみにしてたのに・・・)。
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あのキャラクターどこ行った・・・(アポカリプスにも登場していたキャラクター)。
- その他色々
最後とは思えないあっさりした終わり方。
映画だけでなくゲーム時代からのシリーズ長年ファンとしては中途半端で物足りない終わり方だと思ったし、余韻から抜け出せないようなエンドを期待していたので不完全燃焼としか言えない。
製作側がファンの事を全く考えていないと言われても仕方がないだろう。
そして何故かグッズも販売していないし、こんな寂しい終わりなんて認めたくないですな・・・。
最後に。
この映画は決してX-MENファンの為に作られた作品ではない。
私は格闘ゲームを好むゲーマーなのですが、「X-MEN」に関しては原作は読んでいないものの映画化される前からある格闘ゲーム「X-MEN」や「X-MEN vs ストリートファイター」や、それ以降の全てのX-MEN関連の格闘ゲームでよく知っており長年好きでしたので思い入れはMCUよりも遥かに強いです。(もちろんMCUも大好きですが、MARVEL作品ではX-MENの方が先)
ファンとして言いたい事や不満点は沢山あるし色々と勿体ない映画だが、良い点もあるのも事実です。
終わり方も納得できないし絶賛する事も出来ないが、それでも私は1つの作品として十分楽しめた方だと思います。
ただ、終わったという実感が持てないので、密かに続編を期待したいと思います・・・。
ちなみにゲームの「UMVC3(アルティメット マーヴルvsカプコン3)」でのジーン(フェニックス)は、覚醒すると鬼のような火力とスピードにより手が付けられない程強かったです(^^;)
とゲームを語ると長くなりそうなので余談はここまでにして。
賛否両論ある本作ですが、シリーズの最後に相応しいかどうかはご自身の目で確かめて頂きたい。
それでは、ありがとうございました。
3 thoughts on “映画【X-MEN ダーク・フェニックス】ネタバレ無し&余談ありレビュー”